(御書をゆっくり、わかりやすく)五. 師弟一体の行動❣️【心こそ大切】御書【四条金吾殿御返事】

御書

​【四条金吾殿御返事】

​【心こそ大切】
「信心」の深さが人生を決める

御書
ただ心こそ大切なれ、いかに日蓮いのり申すとも不信ならば ぬれたる・ほくちに・火をうちかくるが・ごとくなるべし、はげみをなして強盛に信力をいだし給うべし

通解
ただ心こそ大切である。どれほど日蓮があなたの事を祈っても、あなた自身にこの仏法への不信があれば、濡れている火口(火を移し取る材料)に火をつけようとするようなものである(結局無駄になる)。自分自身を励まして、強盛に信力を出していきなさい。

四条金吾は、長年の苦闘を経て主君の信頼を回復。

領地も3倍に加増された。

しかし何者かに襲われる事件が起こった。

危うく難を切り抜けられたものの、いまだ命を狙われている金吾に対して、日蓮大聖人が送られた後消息(ごしょうそく)である。

この一節に続けて

強敵に遭いながら命を永らえたのは、全く御本尊の不思議な功力と思いなさい。と仰せです。

「信」の深さが人生の深さを決める。

御本尊の仏力・法力も、自身の信力・行力によって顕れる。

また、私達は、「心こそ大切」の一節から、「師弟不ニの信心」の重要性を学びましょう。

別の日には、大聖人は、訳あって夫の阿仏房だけを大聖人のもとに送り出した。
高齢の千日尼に対して、「お顔を見たからといって、何になるでしょう。心こそ大切なのです」と仰せです。

千日尼の姿こそ見えないが、心は大聖人のもとに来ているのと同じであると、その志を讃え、温かく励まされています。

大聖人にお会いしたかどうか、直接、指導をうかがったかどうか、そのような形式で「信心」は決まらない。

以前、大聖人の側近でもあった五老僧も出て行ったが。

むしろ、千日尼のような清らかで強盛な信心を貫いた門下のほうが、たとえ師と遠く離れていたとしても、「心」はどれほど師に近かったか。

心は、なかんずく信心の「一念」は、悠々と距離を超え、時間をも超えるのであると仰せです。

師がいくら祈っても、弟子が師に心を合わせなければ意味がないこの根本の法則について大聖人は、本抄をはじめ、「願いが叶うか叶わないかは(あなたの)御信心によるのです。全く日蓮のせいではない」等々、厳愛(げんあい)の指導をつづられています。

師匠は、常に弟子の為に心を砕いている。

その心に、弟子がどう応えるか。

広宣流布に邁進する「師弟一体の祈り」は、弟子の真剣な一念と行動によって初めて成就すると仰せです。

​【心こそ大切】
「信心」の深さが人生を決める

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