(御書をゆっくり、わかりやすく)十六. 病に打ち勝つには❣️獅子の様に、祈ること。【経王殿御返事】御書

御書

【経王殿御返事】

【病に打ち勝つ】
一切の障魔を破る「師子吼」の祈りを

御書
の曼荼羅く能く信ぜさせたまうべし、南無妙法蓮華経は師子吼ししくごとし・いかなるやまいさはりをなすべきや

通解
この曼荼羅(御本尊)をよくよく信じなさい。南無妙法蓮華経は、師子吼のようなものである。
どのような病も、成仏の妨げとなることはない。

文永10年1273年8月15日、病気の子を持つ門下に与えられた御消息。

まだ幼い経王御前の病を知られた日蓮大聖人は、流罪の地・佐渡から渾身の激励をつづられた。

大聖人が顕された御本尊への祈りによって、法華経に説かれる「師子奮迅之力ししふんじんしりき」を出すことができるのであり、諸天善神をゆり動かす真剣な題目を唱えるよう、励まされている。

親にとって、わが子の病気ほど辛いものはない。

また、大切な人が苦しんでいることを知れば、何とかしてあげたいと願うものである。

本抄で大聖人は、「あひかまへて御信心をいだの御本尊に祈念せしめたまえへ、何事か成就せざるべき」

大確信の言葉を綴られ、どこまでも信心根本で臨むよう教えておられる。

もちろん病気を「信心だけで治す」ということではない。

当然、病気等で必要な診断、治療を受け、そのうえで御本尊に強盛に祈り、「絶対に治す」と一念を定めるのだ。

日寛上人は御本尊の功力について、「祈りとしてかなわざるなく、罪としてめつせざるなく、福としてきたらざるなく、理としてあらわれざるなきなり」(観心本尊抄文段)

との有名な一節を残されています。

ただし、疑いの心を持ってしまえば、どれほど偉大な妙法であっても、その力用を引き出すことはできない。

あくまでも「御信心によるべし」なのです。

信心によって病魔を克服した蘇生のドラマは、数限りない。

病は四苦(生老病死)の一つであり、人間は病から逃れることはできない。

しかし、信心を貫く人は決して病に負けない。

病に広宣流布の戦いを妨げられることもないのです。

大聖人は「日蓮守護たるところの御本尊を・したためまいらせ候事そうろうことも師子王に・をとるべからず、経にいわ師子奮迅之力ししふんじんしりきとはこれなり」とも仰せです。

御本仏が「師子奮迅の力」を込めて、仏の生命を顕された御本尊に、真剣に祈り抜く。

その瞬間瞬間のわが生命に、いかなる障魔も吹き飛ばす「師子王の心」が躍動するのです。

【病に打ち勝つ】
一切の障魔を破る「師子吼」の祈りを

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